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VOAの読解を中心に投稿しています

【VOA読解0007】Russian Film Crew Will Make First Movie in Space [3] / October 08, 2021

learningenglish.voanews.com

 

The passengers had four months to get ready for the space trip.
乗員たちは持った・4ヶ月を・準備ができた状態になるために・その宇宙旅行のために
(ほぼ機械翻訳:搭乗者は、宇宙旅行の準備に4ヶ月を費やした。)

*get+形容詞でSVC構造となる。このようにSVCを作る動詞を不完全自動詞と呼ぶが、どのような動詞があるか一度検索してみよう。長文読解を指導しいる際に、「不完全自動詞を理解していないために誤読が生じるケース」を見かけるのは珍しくない。

Peresild said training for the trip was difficult.
ペレシルドは言った・(that省略, 以下のことを)訓練・この旅のための・は困難だった。
(ほぼ機械翻訳:ペレシルドは、この旅のためのトレーニングは大変だったと言いました。)

 

But, she said, once they reach their goal, “all that will seem not so difficult and we will remember it with a smile.”
しかし彼女は述べた・(以下のことを)ひとたび自分たちが到達すれば・自分たちの目標に・そのことすべては思われるだろう・それほど難しくないように・そして私達はそれを思い出すだろう・笑顔とともに
(ほぼ機械翻訳:しかし、目標を達成すれば、「すべてのことがそれほど難しくなく思え、笑顔で思い出すことができるだろう」と語った。)

*この文構造は、直接話法間接話法の基礎を学んでいない学習者にとっては、理解が困難だと思われる。前半部分(once they reach their goal)が間接話法で、後半部分(all that以下すべて)が直接話法だからだ。困難といっても、それほど特異なケースではないし、直接話法と間接話法の基礎を理解していて、且つその2つが混在していることに気づくことさえできれば問題なく理解できる。

基礎文法としての間接話法と直接話法に関しては、お手持ちの文法書で確認していただきたい。ここでは、一例を挙げるにとどめる。

(例)昨日、友人の太郎君があなたにこのような発言をした:

「I'll come to your place tomorrow.(明日、君の家に行くよ)」

このことを今日、別の友人である花子ちゃんに伝える方法は2つある。

1つ目は、直接話法: Taro said, "I'll come to your place tomorrow."
2つ目は、関節話法: Taro said (that) he'd(would) come to my place today."

直接話法は、太郎君の発言をそのまま引用符の中に入れているだけで簡単だ。小説などでもこの話法がよく用いられる。それに対し、間接話法では発言そのものではなく内容を伝える表現になっているため、代名詞や時制なども今の状況から見たものに変える必要がある。まずは例文をよく観察してほしい。